


■スコラ・カントールム?
「スコラ・カントールム Schola Cantorum」とは「聖歌歌手たちの学校」という意味です。「聖歌歌手たちの学校」が最初に設置されたのは、7世紀後半のローマだったといわれています。当時、ローマ典礼の改革が行われ、特別に訓練された聖歌隊「スコラ・カントールム」が、ローマ教皇が司式する典礼で聖歌奉仕の任にあたることになりました。「スコラ・カントールム」には、教育機関としての役割も与えられ、預けられた子どもたちは、音楽のほか、読み書きなども習ったと伝えられています。その後、ローマのスコラ・カントールムをお手本とする聖歌学校がヨーロッパ各地に設置され、西洋音楽の礎が築かれてゆくことになりました。
聖歌隊 南山大学スコラ・カントールムは、2003年に創設されたばかりの若い学生聖歌隊です。キリスト教音楽の伝統に学び、その美しさと心に染み入る感動を追求することを目標に、日々練習に取り組んでいます。
■組織
規約に基づき、幹部会を組織しています。幹部会には、主幹、副主幹、指揮者、学生指揮、会計、書記、練習連絡担当、渉外担当が所属しています。月に1度開かれる団の執行部です、フレマン祭(新入生歓迎行事)や夏合宿、定期演奏会など、年間のそれぞれの行事のためには別途、係を設けています。
音楽面では、指揮者のもと、学生指揮、各パートリーダーからなるパトリ会を設け、定期的に勉強会「ムジカ・カントールム Musica Cantorum」(聖歌歌手たちの音楽)を開催しています。定期演奏会で演奏される曲の勉強会は「コレギウム・カントールム Collegiumu Cantorum」(聖歌歌手たちの集会)と呼ばれ、団員全員が参加して開かれます。
このほか、卒業生(OB・OG)の先輩方との親睦会「ファミリア・カントールム Familia Cantorum」(聖歌歌手たちのファミリー)も年に1度開催されています。
■練習日・練習場所
月 17:00~19:00
水 13:30~16:30
土 13:30~16:30
※大学休暇中は全て 13:30~16:30 です。
主にロゴスセンターで練習しています。詳しくは「PRACTICE」のページをご覧ください。
■活動内容
聖歌隊として、入学式、卒業式、キリスト教学科の始業ミサ、上南戦の祈念ミサ、学祭、降誕祭など、様々な行事に参加しています。グレゴリオ聖歌や近代・現代のミサ曲、英語やドイツ語などのキャロルだけではなく、木下牧子や信長貴富、武満徹や高田三郎、千原英喜といった、日本の作曲家の作品にも取り組んでいます。毎年クリスマス前に行われる私たちの定期演奏会では、多くの方にご来場いただき、ご好評いただいています。また、学外からの依頼演奏や団の企画による学外演奏会も開催しています。
■お問い合わせ
nanschomail@gmail.com
■部費
部費は3ヶ月につき2000円で、会計係が徴収することになっています。夏合宿や定期演奏会などの諸行事は別途、参加費が徴収されます。
■Voice Trainer
望月裕央(声楽家、聖グレゴリオの家・宗教音楽研究所講師)
■Organist
西田尚美
■Pianist
太田結梨
■Directors of Music
西脇純、中山裕二郎、加藤恵太
■Student Conductor
今岡日向子
■Chief
竹川諒
■Adviser
西脇良

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